竹内結子さん、三浦春馬さん等の有名人の自殺と超次元占星術

 どうも。「超次元占星術®」原作者の酒井日香です。

 先日(2020・9/21)の夜に、2020・9/23~10/6までの、二週間分の超次元占星術の動画を撮りました。

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 その際、「水グループ生まれ」の人の解説(1時間ちょいすぎあたりからスタート)のとき、すごく嫌な配置だから健康な人はいいけど、もうすでにいっぱいいっぱいの人は自殺とかバカなことしないように、SOSを出してください、すごく嫌な配置です、と酒井さんは解説いたしました。

 

 んで、この動画を21日の夜にUPし、占いの範囲である9/23~10/6までの期日中、9/27日の朝に、女優・竹内結子さん死去、自殺か? というヤフーニュースの速報を見て驚愕。

 

 酒井さんは最近、易に大変興味があるので、以前からの知り合いだった東洋占術の先生のところに断易を習いに行っていて、この日はその講座の日だったので午前中はつぶれてしまい、午後も家族の用事で忙しく、夜になってやれやれ、と思ったらツイッター経由で「竹内結子さん亡くなりました。超次元占星術的にはどうなのでしょうか」との質問が。

 私はそういうとき、その方の出生のホロスコープは持ち出さないのです。超次元占星術は、12星座占い程度の気軽さで十分恐ろしいほど当たりますから、Wikipediaでタレントさんや有名人の生まれた日だけ調べて、そのときの「太陽の度数」だけ見ます。

 んで、出生時の太陽の度数を下の表で酒井日香オリジナル「超次元占星術®」に変換します。竹内結子さんは1980年4月1日生まれと事務所発表の誕生日にありましたので、それで太陽の度数のみを見ると、彼女の太陽は「おひつじ座(♈)11度」でした。

 なので、「おひつじ座(♈)11度」を下の超次元変換表で探します。

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 すると、この表では♈11度は「ゾーンホワイト」となっていますね。なので、竹内結子さんの出生の太陽の度数は「ゾーンホワイト」ということになります。

 

 さて、上の表の画面向かって右側には、 とか とか とかのマークがついていますよね。

 

 これは「鏡面関係」または「同一グループ」を示すマークです。竹内結子さんの出生の太陽はゾーンホワイトでしたが、このホワイトは、同じ マークのついているゴールド・スカイとは互いに鏡面関係であり、同じ水グループ、ということになります( が、“水のエレメント” を現すマークです)。

 エレメントのマークは全部で5つ。=火、=土、=風、=水、=空、です。ぜひ自分がどのゾーンと鏡面関係になるのか、同一グループになるのか探してみてください。これらの形は西洋占星術がまだ哲学者たちの宇宙モデルだったころ(※現在でも占星術は占いではなく宇宙モデルの一つですが)、プラトンという哲学者がこの世のすべてを構成する元素の形ってたぶんこういう、幾何学立体だよ、という風に「ティマイオス」という作品に書いていますので、そのティマイオスにちなんでこういうシンボルマークにしてあります。決してメラメラ炎とか魚の下半身を持った美少女の水の精などがエレメントの姿ではありません。

 

 さて、竹内結子さんが水・ホワイトだとわかったところで、動画では水・ホワイトはもうビッタビタにシビアな星回りであり、私は動画の中で「死にたくなったらメールしておいでよ。何もできないけどラーメンぐらいおごるよ」と呼び掛けていますね。その数日後に占いの悪い面が的中してしまう形で、竹内結子さんは亡くなりました。もちろんすべての水グループさんが竹内さんのようなことをするわけではありません。現に筆者(酒井)は竹内さんと同じ水のホワイト生まれですが、このシビアな配置は体の痛さとして出ていますけど、特に死のうとは現在思っていませんし、私は宗教学が好きなので、宗教全般において自殺は大変厳しくたしなめられていて、自分でもどうやらそれは本当らしい、と思い始めているので、自殺、ということは私は今のところ選択肢にありません。多くの方がそうだろうと思います。

 

 そして、実は竹内結子さんが亡くなる2か月ほど前の7月、同じく俳優の三浦春馬さんが亡くなっているわけですが、三浦さんは自死を決行する2週間ほど前に、まさに竹内結子さんと同じような惑星通過を受けています。これも動画で解説していますのでよかったら見てみてください。

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 ※三浦春馬さんは動画の6分目あたりから解説しています。

 

 さて、三浦春馬さんの自死と、竹内結子さんの自死には占星学的に共通点があります。それはお二人とも「土星通過時」または「直前に土星通過」を受けていた、ということです。

 

 土星はとにかく人の死を表示しがちな星で、自死だけでなく病死、事故死等も暗示します。もともと占いは生命の暗号コードで、易経にもDNAコドン言語を描き始める「開始コード」と書き終わる「停止コード」に相当する大成卦が存在しますが、占星学も全く同じで、開始コードのときは木星、停止コードのときは土星です。

 

 ただ、超次元占星術は非常に星のめぐり方が早く、土星の経過は1年に2~3回必ず起こります。そのすべてで自死をする、思いつめるということではありません。しかし、すでに思いつめている人、精神科で診断がつくほどに症状としてメンタルの落ち込みや辛さが表れている人、メンタル疾患の元になる職場や家庭での悩みを抱えている人にとっては、土星の経過はいちいち深刻です。その深刻さの許容量を超えたとき、土星のタイミングで自死に至るケースは本当によく見かけます。自死を引き起こしやすい惑星は土星のほかは天王星・冥王星も関係します。

 

 というか、俳優さんの自死に関連して、三浦春馬さん(♈15度・火ネイビーに太陽)と9月20日に自死なさった同じく俳優の藤木孝さん(♓14度・空グリーンに太陽)はものすごく共通した部分が多い。まず自死を決行する1週間~二週間ほど前に土星が鏡面関係のゾーンを通過していました。そして自死決行日を見ると、お二人とも出生の金星(♀)に対して土星が同一グループに入った日に亡くなっています。

 

 ♀×♄は、一般的な占星術ですと単なる「恋愛の失敗」とか「恋愛の終わり」とか、色恋沙汰に結び付けられて語られることが多いですが、「俳優」という共通点のあるお二人がまったく同じ星回りで自死した、となると、♀×♄はアーティストには絶望の配置なのかも知れません。もともと芸術家というのは、生命賛歌であり、人生に恋をしているうちはできるけれども、人生に飽いてしまって、きらびやかな夢や作り事はもういい、となると、芸術はとたんに演者にとっては色あせて見えるのかもしれません。

 芸術が色あせるとき = 人生が意味を持たなくなるとき であると、芸術家、という生き方傾向の強い人のみに限ったことですが、そういうのもあるのかも知れません。フロイト心理学では性愛と芸術と生命欲は大変近しい情動で、また脳が司る領域も非常に近いと言われています。生きることはセックスであり、セックス欲は芸術へのリビドーなのですね。それが土星という、終了コードの惑星とコンタクトを取るとき、二人の俳優さんは自死した、というのは、なんだか考えさせられてしまいます。

 

 そしてこのお三方、実はある「相」をまったく同じく、全員出生図に持っておりまして、私にもそれがあるのでうわー…、と他人事とは思えなくなりました。実は筆者も大昔、何度か自死を試みています。試みて、ビルの11階から飛び降りようとしたとき、絶対にすべらないはずの足場でなぜかつるりと足をすべらせ、寸前ではっと我に返ってやめた経験があります。何かが助けてくれたのだと信じています。

 

 自死はよくないことだけれども、まぁ、死んでしまっても別に、宇宙輪廻の中でそれはやり直せばいいことですけども、私は幼少期から身近に精神疾患患者や自死する人が多かったし、自分の出生の相と彼らの中に完全に同じものがあると、「もしかして私も??」なんて気になりそうですね。

 まぁ、信仰者なのでならないとは思いますが……。でもわかんない(笑)。私も言動おかしかったら読者のみなさん、横っ面貼り倒してね(笑)。

 

 さて、だから何だと言われればそれまでなのですが、いち占星学者として、こうした超次元占星術の情報を使うことで自死を防げるきっかけにできるはず、という、変な信念があります。

 

 たかが占いで、不謹慎だ、ぼうとくだというお声ももちろん十分理解しています。だからこそ私はこの占星術を十数年、誰にも打ち明けず墓場へもっていこうと決めて、世間に発表などするまいと決めていました。しかし霊的な存在からコンタクトがあり、ぜひこの占星術を発表して欲しいと言われたのです。

 

 霊的な存在にとって、自殺は大変深刻な問題です。もともと人間には原罪、と言いまして、キリスト教では、人間は生まれながらにして罪深い、呪われた存在だと説きます。それで、刑務所送りにしてやると言って、あの世の法務省で審判されてこの世に生まれてくるのですが、自死ということは途中で脱獄するのと同じことで、原罪をあがなっていない、とんでもないヤツだということになるわけです。

 

 あの世とか精神世界に不慣れな人は、なかなかこうしたことを受け止められないので、拒絶反応が出ますが、でもこうしたことは何千年も廃れずに世界中の宗教で語られてきたことですし、最近は量子物理学の進歩のおかげでこうした宗教の考え方、輪廻転生、地獄と極楽などは、年々否定しづらくなってきています。物質の最小単位である原子の中のさらに小さい電子(光・磁場・熱などのエネルギーに変わる)は、人間の意識によって観察されると、まるで人間の意識に反応するように波動から粒へ変わることは100年前からすでに知られたことで、覆らない科学的事実です。

 

 超次元占星術を世に発表しようと思ったのは、たとえば身近な人の生まれゾーンも見てあげて、土星期だな、冥王星期だなと思ったら、こちらから声をかけてあげられる、と思ったからなのでした。人に話したところで気楽になることはありません。セラピーには4つの段階があり、セラピーの入り口である世間的なカウンセリングは逆に自殺願望ある人をおいつめる可能性があるのです。自死やメンタル不調は、まず急性期(どうしても死にたい気持ちまたはメンタル症状が噴出しているとき)はとにかく見守ることしかできません。ゆっくり休ませ、放置しておいてあげて、危なくないようにだけ見守る。そして急性期を過ぎて落ち着いてきたら、少しずつ大昔から言われている宗教的な癒しのトレーニングや行法を積んでいくしかありません。けれども、家族や職場や周囲が、その人を休ませてあげられるきっかけにはなります。

 周囲が声をかけてあげて、「今占いで時期が悪いみたいだけど、よく当たる占いなんであなたも何か抱えてるいたりして? きゃはは」なんて、冗談めいて、明るく声かけしてあげられるだけでも、もしかしたら自死に至る人を思いとどまらせられるかも知れません。超次元占星術はそういう観点から、バイオリズム把握の一つの手段として活用していただけたら幸いです。

 

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