星の物語、星占い物語、星占い創作 星読み物語、星読みクリエイター

 はい、ということでどうも私です☆彡 

 この記事はサーセン……。かんっっっっぺきに「検索エンジン用」です。いやね、あたくし、ホラ、「VICE—ヴァイス―孤独な予言者」という占星術小説を描いていて、このホームページも「占星術小説」ということでやらしてもらってて、今、ほぼ全部の検索エンジンで

 「占星術小説」

 「占星術 小説」

 ってキーワードを入れると、なんとあの島田荘司さんの「占星術殺人事件」の次くらいに上位表示されるんですわー。。。ここは譲るわけにはいかないのよ、この検索キーワードの上位は渡さないわ‼ ということで、今日は占星術にちなんだ小説や作品作りをなさっている方が多い気もするので、記事を書いてみました。なぜなら油断しているとその方々に検索キーワード上位を取られてしまうかも知れないからだす(涙)。そんなのイヤイヤ☆彡 ということで、ライバルを蹴落とすべく(笑)、今日は占星術の小説とか、物語とか、児童文学とかについて語ってみたいと思います。

 

 そもそも昔からけっこうある

 占星術にちなんだ作品、といえば、昔から有名どころでは「セーラームーン」と「聖闘士星矢」でございますかね……。セーラームーンは、当時住み込みで働いていた横浜の新聞店で見ていました。酒井さんはすでに聖人済み…、おおっと! 誤変換だが、成人済みで占星術も当時からすでに知っていたので、「ふーん」という感じで見ていましたね。月野うさぎはあんまり好きじゃなくて、優等生の水野亜美ちゃん(セーラーマーキュリー)が好きでした。この辺はまぁ、惑星なんでアレですけど、ひどかったのが「聖闘士星矢」です。特に「かに座のデスマスク」が……(涙)

 「聖闘士星矢」には黄道十二宮編があり、聖矢たちブロンズ聖闘士がなんか、黄道十二宮を守るゴールド聖闘士たちと戦う、みたいな感じの話でしたが、かに座がひどい(笑)。うちの兄はかに座だったので、黄道十二宮編でかに座のデスマスクが卑怯な戦い方をしているのを見てがっくりしていました(笑)。昔から我が家はテレビが一台しかなく、だいたいアニメは兄と見るんです。

 わたくしは「さそり座」なのでさそり座宮はミロ。必殺技は「スカーレッドニードル」で、死に順的には真ん中やや前よりくらいでしょうか。総じて聖闘士星矢では水星座系弱いんですが、その中ではさそり座はがんばったほうです(笑)。スカーレッドニードル、爪が赤いマニキュアみたいになるんですよねうお座のアフロディーテよりは、BLっぽさがマシな感じでしたが、当時台頭しはじめてきた腐女子たちには、真っ赤なバラの雨を降らせて戦ううお座のアフロディテのほうが人気は高かったです。

 しかも、黄道十二宮で最強星座決定戦みたいになると、なんと一番すごいのが「乙女座宮のシャカ」という……。おとめ座、一番なんか、弱そうじゃにゃーすか。オッサンの星座を聞いておとめ座だったりすると「ヤダー♡ おとめ座だってプププ……♡」みたいな、かわいい感じがしますが、そのおとめ座がなんと聖闘士星矢では最強なのです。いつも学校のお誕生会とかで、おとめ座男子は、「お前男のくせにおとめかよー」と、男子の屈辱星座NO1だったのですが、そのおとめ座が最強! なわけですから、男の子たちが盛り上がっていましたね。

 ちなみに矢沢永吉さんおとめ座です。カッケェっスよ最高! ひゅー!! さらにちなみにですけど、酒井さんが会社でお財布から2万円盗まれたとき捕まった犯人もおとめ座ですひゅー♡ しかもこの人、優しいのよ……。あたし、いろいろ支払いがあって財布に3万入れてたんだけど、3万全部盗ったら可哀そうだと思ってくれたらしく、1万残してあったんだよねやさしいね、おとめ座さん♡♡ ありがとう♡♡ ごめんね2万円しかあげられなくて(涙)。

 ちな、原作者の車田正美先生は「いて座」だそうです。いて座のアイオロスはかっこよかったですよね! わりと強い星座として後半まで生き残っていたような……。しし座のアイオリアと兄弟だったっス。

 ということで、実は黄道十二星座、そもそもその「出自」「元ネタ」からしてラノベ要素の強いギリシャ神話ですから、どうもこのようなファンタジーとは相性がいいようで、そもそもなんか自分の星座属性が「水」とか言われると、水にちなんだ必殺技使えそうな気がしますし、水を操って天界の女王様とか妖精女王とかになれそうな妄想が湧いてきますよね(笑)。風属性とかだと「喰らえ!! ブレストウィンドウ!!」とか言ってミニスカートひらひらさせてハンドパワーでビーム打てそうですし(笑)。土属性だとややビジュアル地味ですね。敵と戦うときに「喰らえ! 高速トラクター!! 畝アタック!!」とか言って鍬とか鋤で戦いそう。お米が実りそうですね。

 こういう、なんか創作心をくすぐる要素が、占星術には昔からあるわけで、そのせいでしょうか。占星術をやる人には元をただせば「クリエイター志望」が多いんですよ。最初からあんまりそういうものには興味なくて、技術屋になりたいとか商売やりたい、公務員でがんばる、国際貢献する、みたいな、地道なタイプの人は占星術なんかやらんのです。なので、占星術とかやってる人の大半夢見がちで、クリエイターです。ただ、どこか手段と目的を間違ってしまっているタイプも非常に多く、「え? そもそも画家になりたい? ミュージシャンになりたい?? なら、星占いなんてくだらないことてないで素直にそっちに専念しなよ」みたいな方も多いですね。だから私は、きちんと生徒さんには働くことを推奨しています。占星術「だけ」で生きるなんて最低の人間のすることやぞ、と。ちゃんと会社勤めできない、パートでもアルバイトでもいいけど地道に働けない、社会と関われないヤツが占星術なんかやったところで、本質は掴めないぞと。人の道で苦労しなければ、やはり占星術の本当のところ、これが何を言いたいのかという部分は見えてこないように思います。

 あと、言わせて欲しいのが、本当はやりたかった夢、なりたかったもので挫折したもんだから、

「占星術 “でも” やるか」

「占い師“ぐらい” しかやれない」

「バカばっかり“だから”スピであることないこと言えばいい」

 みたいに考えてしまう人の、なんと多いことか……。画家になりたいとか、ミュージシャンとか、俳優とか思うなら、まずそっちでちゃんと成果出して、認められてから占星術に手を出しなよ、とほんと思います。けっきょくそっちが上手く行かなくて逃げてきた負け犬じゃん、そんなヤツの言葉なんか響かないよ何も、と思いますね。でも本出したがるんだよなぁそういう人ほど……。困っちゃうんですが……。

 そんで、やりたがる人の大半がクリエイターであることも、占星術にとってはとても不幸なことです。たとえば物理学はファンタジーではありません。妄想でもありません。おおよそ「学」とつくとき、それは論理を伴うわけです。無根拠な妄想、ねつ造でもOKというのは学問ではありません。それは学問ではなくて芸術です。

 しかし、占星術は、「術」という面もあるけれども、その思想哲学とか、当たる原理についての考察、歴史的な背景などは「学」であるわけで、当然、妄想でなんでもねつ造、創作、つけたし、自分勝手な独りよがりのラノベにしては断じてダメな部分もあるわけです。しかし、占星術でいろいろ創作とかやりたがるタイプの方は、この辺はあんまり考えない人が多いというのは、占い学講師もやっている立場の私からすると言えることですね。

 そもそもみんな天文学とか、そういう「オトコっぽいめんどくさい屁理屈」が嫌いな人多いです。右脳で、ひらめきで、霊感でいい、おもいつけばいいというタイプがほんとーーーーーーーーーーに多いので、お願いです、お願いですから観測天文学をちゃんと知ってください、ハウスの計算方法や、背景の古代ギリシャ哲学もちゃんと学んでください、思想史・宗教史にも触れてください、と思ってもダメですね。右脳さえOKならいいの、子宮がよろこべばそれでいいの、みたいな人が多いのでときどき「おえっ」てなりますね。まぁ、わかりますよそういうのメンドイの。あたしだって面倒です。でも、「学」とは本来そういうものであります。大学の「学」ってなんで「学」ってついて、単位とったり授業の日数満たしたり、ちゃんと努力がいるかといえば「学の場」だからでしょ。だから、占星術も、「術」という側面もあるけれども、もう一方では「学」であるわけで、そちらのほうは右脳でひらめきでねつ造でクリエイティブでバンザイ☆彡 みたいなことを持ち込まれると真面目な研究者には非常に困るんです。ほんとやめてください、と思う時あります。

 

 なので、そういうのもあり、「占星術 小説」という検索キーワードは、右脳系ひらめき創作占星術家の方に渡すわけにはいきません(笑)。「学」という部分も、残さなくてはいけないからです。「学」はもうかりませんし、人気ないし、誰も来ない。売れない。けれども、たった一人でも、真理を知りたい、なにかたどり着きたいという人には、やはり「学」の部分もあっていいと思うのでした。

 

 

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