2020年5月20日(水)~5月26日(火)までの週刊・超次元占星術
5月20日(水)~5月26日(火)までの超次元占星術です。
超次元占星術って何? どうやって占うの? という初心者の方は
こちら☜ のページをまずはじっくり読んでくださいね。(^^)
それから、超次元占星術と従来の12星座占いは、どこが
違うのかということを書いた説明書はこちら☜
今週の月予報
5月23日(土)新月 02:40 ゾーンネイビー
今週の「火グループ(レッド・ネイビー・グレー)」
今週も引き続き土星期。けれども、先週の超次元表の5月19日(火)から、今週の超次元表の5月21日(木)まで、水星が火・グレーを通過し土星と重なります。
水星×土星 =集中のコンビ。
……ですので、この平日の、一番慌ただしそうな時期にお仕事や雑務が忙しくなりそうな予感。私はだいたいこの配置のとき、片頭痛が起ります。歯痛や神経痛、腰痛になることも。もともと頭痛持ちなので、水星が働いて痛くなることがあります。
そういう体験をすると占星術とは不思議だな、面白いなと、痛いはずなのに思えてしまって、少し和む、という効果はありますね。人知を超えた作用だと思うと、浮世の物質次元にあくせくしても仕方がないや、と、いい意味での諦観をもらえます。
土星×水星は痛み、以外のところだと「重たい責任」「重圧」というのが主調です。私もこの配置のとき、気分的に「やらなければ」「努力しなければ」と圧力が湧いてきて、猛烈に仕事の準備や人の説得、PRに取り掛かることが多いですし、会社員だと残業や、多すぎる業務を感じるかも知れません。
あと、これは予告程度に聞いて欲しいのですが――。
来週から、土星期にさらに金星が入ってきます。この金星は逆行~留に近い形の金星で、なかなか大変そうです。女性は「愛情の急激な興ざめ」に注意してください。急に愛がなくなった、醒めた、可愛く思えなくなった、などの感情が起らないよう、今からでも家族や仲間を大事に、親切にしてください。母親娘、祖母などの女性たちにも、いたわりの言葉をかけましょう。また愛しい子ども、ペットに関した悲しみ、ということもあります。以前この星のもと、非常に深刻な親子喧嘩になりそれ以来母を見放した、という読者さんがいましたね……。
おカネで苦労している人はやりくりに悩みます。きりつめていくことも考えないといけないかも。あるいは金星×土星は、「がめつい」という意味もあります。支払いをしぶる、出し惜しみするなど。金星は女性表示、そして生活の喜びを示す星ですから、それが土星と関係するということはそうした物事に対する悲壮感、不足感ということが主調となるでしょう。
しかし、しばらくすれば土星は抜けていくので、なんにせよ誠実に。切り詰めるところをきりつめて、我慢して。土星は、真面目に、誠実に、がんばっている人には、より飛躍できるパワーを与えてくれます。我慢、忍耐という意味がより強まる来週に備えて、今週から心豊かに過ごすようにしてくださいませ。
来週の超次元占星術は動画配信Verにて、徹底解説いたしますのでどうぞお楽しみに!
一緒に乗り越えていきましょう!
今週の「空グループ(オレンジ・グリーン・ブラック)」
今週も木星期です。……ですが、来週くらいから木星はちょっと空から離れそう。というのも、逆行しているからです。でも今週いっぱいはまだ、空・グリーンにいます。
来週は超次元占星術、動画版でお送りするつもりなので、逆行現象についてまた詳しく解説いたしますが、実は私は、逆行だから何か、特別なパワーがあるとか、深い意味があるとは考えないほうです。水星逆行などもおおげさに考えて、株式の取引はダメだとか株価が暴落するとか航空機が落ちる、電車が遅れるなどという人がいますが、もし起こるとしたらそれは個人、その人の出生の惑星との絡みで起るのであって、世の中全部がなにか、
いつも混乱するということではありません。
それに「逆行」は正しくは「目の錯覚」です。地球人から見たら「逆行」なだけで、木星も水星も彼らからすればいつも通りの、一定方向への運動なだけです。
じゃあ占星学としてはどう考えるのかというと、実は逆行するときは、「抜けるときが一番影響が強い」と言われていますね。
たとえば今回の場合、巡行の木星がまずグリーンへきて、そこでいったん「留」になります。グリーンの頭のほうで止まります。それから一回水・ゴールドへ抜けて、もう一度空・グリーンに来た時が「いちばん強い」ということ。ですから、まだお楽しみはもう少しあとだよ、ということが言えます。反対に水生まれは、いったん水に戻って逆行、そして離れてゆく、というときに効果が大きくなります。このあたりは来週の動画版でくわしく解説します。
さらに、空・ブラックにノードが。ノードは何にしても「対人関係」「人と一緒に」ということを示すポイントなので、こういう星回りのときはだいたい、男女とも「結婚を意識する」ということがあります。
結婚、という方向に出ない場合でも、「人とともに何かをする」という意味ですから、人とのご縁、連携、ビジネスでもチームでもとにかく「協働」ということが言えます。何か、急に新しい人と馴染んだな、とか、新しい出会いがあったな、とか、学びでもSNSでも趣味でも、とにかく「この人たちとやっていきたいな」というのがすごく見えてくる時期。
ただし、この配置はときどき「熟慮・熟考の上での関係解消」という意味もあります。親との分離という意味もあります。以前鑑定したケースでは、大事に育てられた娘さんが、進学のため上京して一人暮らしするという旅立ちの日に、この星回りが起っていました。
また、ノードは「自己PR」にとてもよいです。SNS集客などを今週は、ちょっと気合入れてがんばってみるといいかも知れません。
今週の「風グループ(イエロー・シルバー・ブラウン)」
23日(土)から26日(火)の夜まで火星が風・シルバー通過します。先週と先々週、がっつり風・ブラウンにとどまっていた金星はお隣のパープルに抜けていきました。今回の金星の留で恋愛に暗雲、という方や、いつもより派手めなけんかをした、という方、バカ騒ぎしすぎて怒られた、ネットのSNSが炎上したという報告が。
まぁ、金星は「生活」や「感情」と呼んだほうがよく、そうした、感情的に行き過ぎて失敗をする、楽しみすぎ、愛しすぎ、快楽追求しすぎでの失敗、なども表示しますが、反面、読者の中のある職人さんは、新しい技術を学ぶ非常に有意義な期間だった、という
報告もありますね。
今週は金星がなくなり、火星が来ますから危険期です。これは現れ方が二パターンあって、一つは火星期におなじみの「アクシデント」です。何かが壊れた・クレームを言われた・トラブルが発生した・ものが壊れた・誰かが怪我をしたとか急に休まれたなど。
もう一つは「嫌な仕事」という意味です。期間限定なのか、それとも、長期的なのかはわかりませんが、突然組織の中の行動を変えるとか、人員を変えるとか、ビジネス上の大改革、大改造、気合をいれて、死ぬ気でとりかかる努力、嫌な仕事だけれどやらねばならない、というようなことです。主婦の方だと意外とこういうとき、大掃除して、余分な物品をリサイクルショップに売るとか、家のDIYをやってすごいがんばる、などの現れ方をすることも。
とにかく、頑張らなければならないのです。ようやく、自分の日常を取り戻さなければならないのです。人との摩擦は、前進するときには避けられません。摩擦を恐れずまずは、自分の誠意あってのこと。自分の言っていること、やっていることには真心があるか、誠があるか、信念があるか。問われているのはそのところのようですよ。
23日(土)から24日(日)にかけては、水星がブラウン通過で天王星と合します。すると
水星×天王星 =ひらめき(または衝動)のコンビ。
プラスに出ると新しい方式、新しい知識、新しい学び。あるいは興味の開発。好奇心など。やってみよう、試してみようという強い衝動があります。悪く出ると自分を脅かす衝動。急に気が変わる(先方も含めて)など。
超次元占星術読者さんからの報告では、天王星期に水星が通過したとき、それなりの大口を期待していたお客さんが急に心変わりして、どんでん返しを喰らった、ということがあったそうです。突然の移動や出張、依頼、問い合わせにまつわるできごとがあるかも知れません。
今週の「水グループ(ホワイト・ゴールド・スカイ)」
さて、実はこの星占いを書いているのは5月13日でございまして、今回の超次元表の前の週、先週になります。つまりみなさんは酒井日香の、過去からのお手紙を読んでいることになるのでございました。
そんな中、これを書いている13日、なんとまだお若い「勝武士さん」というしこ名の力士の方が、26歳の若さで新型コロナの影響で亡くなる、という悲しいニュースが。
70代、80代の方が亡くなっても「まだ早い」と言われる今日この頃、まだ30にもなっていない方の死去のニュースは本当に残念でなりません。まだまだ挑戦してみたいこと、やってみたかったこと、たくさんあったと思います。心からご冥福を祈りますが、勝武士さんの超次元が気になり調べてみました。
不謹慎と思いながらも、やはり体調管理やバイオリズム把握に、他の方の事例を見つつ参考にして欲しいと思うのです。少し手前から用心することで運は小さくすることができます。体調不良表示の配置がわかったら、その少し前から備えるということですね。(※ そのためにも、早く超次元表を数か月先までいつでも見られるようにサービスを整備しなければなりませんが……)
さて、そんな勝武士さん。
なんと超次元占星術では、さそり座11度に太陽があるお生まれで、さそり座11度は超次元変換すると水・ゾーンスカイです。
すると、なんと冥王星期どまんなか。ちなみに筆者(酒井)も、勝武士さんと同じく水グループ(私はホワイト)生まれですが、確かに勝武士さんの病状経過を見ると、同じ水生まれの私が体調を崩したときとリンクしています。超次元占星術では、同じグループ同士であれば、カラーが違っても同じ運です。同じ星が巡っています。
4月5日 38度の熱。医療機関に問い合わせるも応じてもらえず。このとき水は、ゾーンゴールド内で木星×冥王星がピタリとタイトになっていました。木星=優しい気持ち ですから、もしかしたら勝武士さんは、自分は若いし、もっと重症の人たちを先に治療して欲しいという気持ちがあったのかも知れません。
熱発する1週間前、3月29日~31日にかけて、水・ホワイトを金星×太陽が通過していました。コロナの潜伏期間は約一週間と言われていますから、ピタリと符合します。このころに感染したものと思われます。太陽の同一グループ通過は、「生命力を弱める」「病気の傾向」を表示することは超次元占星術ではおなじみです。
4月8日まで自宅療養ですが、8日に血痰が出て救急車を要請。しかし簡易検査では陰性。ひとまず入院。この日は水星がスカイを通過。月も午前中にホワイトを通っていましたね。月・水星・金星も、病気にかかった人の場合は体力を奪います。しかも8日は満月でした。なおのこと良くありません。
4月19日に集中治療室ですが、実はその当日の星回りはそう悪くなくて、その3日~4日程前の15~16日に、水・ゴールドに「星だまり」が出来ています。本当はここでもう集中治療室に入らなければいけなかったのではないでしょうか。けれども、入れたのは19日。どうも、発熱時の木星(優しさ・思いやり・謙譲)の精神から物事が始まっている点、周囲も若いから大丈夫と、ご本人に負担をかけてしまったのでは。
それからなんとひと月近く経った本日(5月13日午前0時30分)、逝去された、とのことです。ご逝去される数時間前、12日の夜9時過ぎ、月が水・ゴールドを通過し冥王星と合。この月が大いに関係しているものと思われます。
超次元表を見ていると、実は太陽のみではなく、出生の土星(火・グレー)に、通過の土星もずっとタイトに重なっていたことも影響しているようですが、しかし太陽ゾーンだけを見ても、主調は冥王星ですから、神の配剤といいますか、何らかの摂理の働きだったのかなと感じてしまいます。
私も勝武士さんと同じタイミングで心身不調となり、超次元占星術の連載を一時的に休んでいます。冥王星は、フリーアナウンサー笠井信輔さんの重い病や、プロバドミントンプレイヤーの桃田賢斗さんの突然の交通事故のように、重大なアクシデント、長引く不調、暗闇のどん底に突き落とすような作用があります。筆者(酒井)の身内がみんな死に、ホームレスに突き落とされたときも冥王星が前回(1991年頃)、水グループにいたときでした。
このように、「死」という結果をもたらすものは、惑星の力が半分、もう半分が別の力です。神々や霊界といった存在の働きもあります。占星術はときとして死・性・賭け事、薬物、といったタブーに踏み込んでしまうことがありますが、そうしたタブーに踏み込むほどに目に見えない霊界や、惑星たちよりもさらに大きな摂理、見えない世界への畏怖を感じてしまいます。
もちろん、すべての人がこのような結末に見舞われるわけではなく、常にカルマや霊界の作用という大きな要素と、惑星の力の合力でありますが、ますます襟を正し信仰を深めていかなければならないなと感じました。
さて、今週はそうした冥王星期に、25日(月)から26日(火)にかけて、水星がスカイを通過して冥王星とランデブー。
冥王星×水星 =神経の過度な集中。根をつめすぎる。深刻に考えすぎる。
という意味で、神経が非常に過敏になりやすいです。こういうとき感染症などにもかかりやすくなるので、ぜひ予防は万全に。仕事のしすぎに注意。
今週の「土グループ(ライム・ピンク・ネイビー)」
先々週、5月6日(水)からずっと風・ブラウンで留となっていた金星が、逆行して今週の超次元表の始め、5月20日(水)からパープルに。今週一週間はまるまる金星がパープルにいます。5月21日(木)~23日(土)の午前中にかけては、水星もパープル。そして先週の超次元表の17日(日)から火星もピンク通過。火星はぎりぎり
21日(木)か、22日(金)の未明くらいまでピンクにあり、すると21日(木)が金星×水星×火星、そしてベースとして海王星、という、四つの星が絡み合う運気。
そのうえ20日(水)は月までパープルですねぇ……。ここまでエナジーが強いと、この日は何がしかのイベント、アクシデント、または思いがけないニュース、状態というのが起ることが予想されます。
すると
水星×金星×海王星 =人に対してあいまいな態度(する、される両方)、はっきりしない。
にえきらない。現実逃避。努力の放棄。いい加減。ミス。
水星×火星×海王星 =目的実現への弱さ(不首尾)、約束を守らない(する、される)。
嘘によって不信用を買う。不誠実。
金星×火星×海王星 = 失望。冷静さの欠如。自己都合のごり押し(する、される)。
楽しみを得られなくなる(楽しみの不履行)。
……という意味です。なんでしょうねぇ……。ビジネスパーソンであれば当然、お客様に対してそのような失礼なことをしてしまう、とか、悪気はないけどはっきりとご案内できずにトラブルになる、情報が古かったために結果として嘘をインフォメーションしてしまう、などのアクシデントが考えられそうです。
似たような配置が過去に、私の知人にありましたが、そのときは旅行にでる予定だったのに、予約した航空チケットが先方のミスで間違っており、九州に行く便が沖縄になった、ということがあったそうです。
4つも星が入るとほぼ、何か起こります。学生さんや社会人さんはムード悪化、雰囲気が悪くなるとか、職場やクラスにいる嫌な人間とのわずらわしさ、ということも。
海王星期はなんにせよ悪意、意地悪、敵視、ミス、まちがい、情報確認を怠る、なまけて怠ることによるミス、というのが起こりやすいので、ビジネスマンの皆さんは業務の際、繰り返しなんどもしっかり確認してください。大難を小難に、小難を無難に変えることこそが占星学の極意です。平素から心ここにあらずの人。特に注意。いつも心が作業中遊びに行ってしまう夢想家タイプは特に危ないです。集中力を保ってくださいね。
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先日の、5月16日に、すでにプロ占い師として業務されている方を中心に「占星学勉強会」を行いました。そのレポートはこちら☜
酒井日香の動画集です。めっちゃタメになること話しています。無駄に長いのがきんたまにキズ☆彡 動画はこちら☜
書籍情報
占星術の歴史をピュタゴラスから17世紀、そして近代まで俯瞰し、幾何学との不思議な関係、占星術に使われている天文学の不思議、そして惑星の神々との交流など、ありきたりな西洋占星術の本では満足しない方のために書き下ろしました。占星術とはいったい何なのか? ということを考える超次元占星術の基本経典(笑)です。始めて超次元占星術を学ぶという方はぜひお読みください。
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