電子書籍と商業出版、どちらがお得なのか

 しれっと、電子書籍を何冊か発売中です。酒井日香です☆彡 ワタクシをみんなの声で国政へ!!(ウソ)

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 実は今、「孤独な予言者Ⅱ」がやっと書き終われそうな感じで、プロットは完成したのであとは終わりにむけてこつこつ書き進めるだけ、完成したらイラストをたくさん描き足してこだわりのラノベにして出版しようと思っています。これ以外にも、私は基本的には自分は「作家」であって「占い師」とはちゃうねん!! と思っているので、作家生活を残りの人生、悔いなく過ごすために、AmazonのKDP(Kindle Direct Publishing)というのはまさに神システム。Amazon出てけ!とか、Amazonが出版文化を壊している!とか、声高に叫んでいるヤツらはほぼ「出版社側」の人たちで、自分たちが絶滅の危機に瀕していることを認められない人です。消費者や作家にとってはAmazon様は神。もう一生あなたさまの信徒ですええ。他のサービスはなくていいです作家として(笑)

 それほどまでに作家にありがたいAmazonのKDPなんですが、こんな便利なものがあるのにもかかわらずまーだ、「紙本の出版」にこだわっている占星術師兼作家志望者を見かけたため、その人にこの記事が届けばいいなと思っておりますよええ。

 あとその方、自分のオリジナル占術に勝手に「®マーク」を入れていますが、特許庁でその占術の名前を検索すると出てきません。ということは「勝手につけている」ということで、これ、商標法違反で立派な違法行為です。よっぽどこの人に直接注意したろかとも思うんですが、イタすぎて手が出せないし、面と向かってそういう指摘するとあとあと対人トラブルになることも、わたくし、さすがにもうわかっていますからいいません。言いませんけど違法行為です。誰かこのイタタな占星術作家さんに教えてあげてください。違法は違法だからねって(涙)。

 あとこの方、高額出版セミナーに入れこんどるんスわ……(涙)。しかもその出版セミナーの入塾料って、サイトを見たらなんと80万円!!! うわー、叱りたいわぁぁぁ!!! 叱りたいわこいつーー!! でも見ず知らずの人だしSNSでもまったくからんだことない赤の他人なので言えない(笑)。あと悲壮感ただよいすぎててなんも言えない(笑)。

 いや、イタタなのはオラも同じですよ?? 同じですとも!! イタタですとも!!! ってか、作家なんて全員もれなくイタタ星人ですよ(涙)。私なんぞは娘・旦那から毎日白い目で見られて、蔑まれていますともええ(涙)。おかーさん痛いよねって毎日言われています(涙)。自分でもイテェわこいつー、と、我が行動を見ていて思いますええ(涙)。

 だからなのでしょうか。最近はこのちょっと危うい占星術作家さんのページを覗くのが日課になっておりまして、うっかり足跡を残さないように気をつけてます。みなさんもSNSでそういうことあるよねぇ……。ありますよねうんうん。すんごいこの人、心配。なんとかしてあげたい。でもなんもできない、みたいな、すごい気になる人。私にとって今、マイフェイバリッド占星術師はこの方なんです。^^;; まぁ、そのうち忘れるとは思うけど^^;;

 ということで、この方がこのページを見て「もしかして自分??」と思ってくれればいいなという願いを込めて、この記事を書きました。「作家」という称号に憧れている人、村上春樹や石田衣良になりたいと思っている人、占星術Keikoさんやしいたけさん、石井ゆかりさんなんかちょろい、あたしのほうがよっぽど書けると思っているそこの占星術ライター志望の人はぜひこの記事をお読みください。

まず人には「カルマ」がある

 そうなんです。私は占星術師なので、よく作家志望の方やミュージシャン志望の方、漫画家志望さんやアニメーターといった、才能あふれる人々からよく相談を受けます。

 彼らの中には明確な「成功のイメージ」がありまして、作家志望なら最高峰は村上春樹さんや、村上龍さん。石田衣良さんみたいな感じ。

 ミュージシャンなら「Mr.Children」とか、最近では「LISA」さんとか、桑田佳祐さんとか、そんなあたりかな。声優ならば神谷浩史さんとか、櫻井孝宏さんとか、花江夏樹さんとか、そんな感じですね。野球ならイチロー、サッカーなら中村俊輔さんとか本田圭佑さんとか?? まぁ、スポーツ明るくないんですが……。

 この方々に共通しているのは「すごく有名人」「テレビに出ている」「フォロワー数が多い」ということでしょうか。

 それで、「彼らと違って自分はなんでそうなれないんだ!!」と真剣に思いつめて、私のところへホロスコープ鑑定してください、と、藁にもすがる思いでみんな来るんですが、残念ながらそれは「カルマ」であって、ホロスコープとはいっさい関係がありません。いくらネイタル(出生図)を眺めても、「自分は神谷浩史さんや櫻井孝宏さんみたいな人気声優になれるや否や?」は絶対にわかりません。ここを多くの人はみんな勘違いしているのです。「カルマ」と「ホロスコープ」は別々に存在していて、占星術師はここを混同してはいけないのです。「カルマ」のほうが「ホロスコープ」を支配しているのであり、いくら「ホロスコープ」に「才能アリ」と出ていても、みんながみんな日本代表になれるわけじゃない。みんなが東京ドームで3DAYSライブができるわけじゃない。みんながみんな鬼滅の刃の主題歌を歌えるわけじゃないことは、子どもにだってわかりますよね。

 つまりは、才能とカルマは別物だ、ということなんです。

 いくら努力しようが、ダメなもんはダメです。本田圭佑選手のポジションになりたい! と思っても、本田選手はあれは、才能であそこに立てたわけではなくて「カルマ」の力なのです。だからこそ、日本代表選手なのに「俺は才能がない」といって悩む人もいたり、ものすごいヒットドラマの主演に抜擢されたのにそれを苦にして地獄に突き落とされる人もいるわけです。「才能があればそれになれる」なんて、宇宙の法則から見たらあり得ないことです。そんな風なら、プロになれたのちに苦しむ人は誰もいないはずなのに、みんなみんな苦しんでいる。しかも、一瞬のはかない命です。永遠にLISAで居続けられる、本田圭佑でいつづけられるのではありません。

だから、「状態」にこだわる必要はない

 だから「置かれた場所」や「状態」にこだわることはまったくもって必要ないことです。カルマがあれば、漫画なんか描きたくなくったって「吾峠呼世晴さん」になるし、カルマがあれば望まなくても日本代表になる。カルマがあれば、人気アニメの主演声優に抜擢されるのです。それで、ひとつ注意しなくちゃいけないのは、カルマの力でもってやらされることは「ものすごく辛い」ということなんです。

 罰ゲームでああいう状態になっているようなものなのです。だから、俳優とか芸能人とか、スポーツ選手とか、いっけん華やかに見える人はごくふつうの平凡な人よりものすごい、想像できないくらいの孤独・プレッシャーと戦っています。あんな世界に入れられるぐらいなら、コンビニでテキトーに働いて何の責任もなく、バイト仲間と下品な話をしてゲラゲラ笑ってたほうが何万倍も幸福なんじゃないかと思います。「抜擢される」=「幸福」という図式ではないということ、クリエイター諸氏はくれぐれも心に刻んで欲しいことです。

 だからこそ、「状態にこだわるな」ってことです。作家に例えるなら、出版社の編集者が自分を認めてくれないとか、商業出版ができない自分は才能のないダメ人間なんだとか、一度でいいから出版社の人に認められて電車の窓枠広告にばーん!!と、自作のステッカーを張られてみたいとか、何百万円も広告費をかけて新聞三段ぶち抜き広告がやられてみたい、書店フェアやられてみたい、直木賞だの芥川賞だの取って彗星だ、期待の新人だとか言われてみたいと思っても、「それは意味がない」ということなんです。

だからこそ今、「自分が実現できること」が大切

 だからこそ、今、自分が、無理をせず、誰にも迷惑をかけることなく、自分一人の力だけでやりとげられること、本当に助け合える仲間となら目指せる範囲の夢を「実現していく」ことこそが大事なのです。いつかあの舞台に立ちたいと思うこと、決して悪いとは思いませんが、実は引き寄せの法則的にこれはダメなのです。「ああされている成功者」と「そうなれない自分」をもう、差別して、分けて、ああしたものを見るたびに比較して、そのたびに言語を超えて自分の潜在意識に「俺はダメなやつだ」と暗示を与え続けることになるからです。

 そのうえカルマには「芽吹く時期」があります。よく、1万時間の法則、などと言われていますが、人によって来世のときもあれば、来来世のときもあります。今生そうなれるとは限らないですが、「ああなりたい」と思ったことは宇宙のどこかで必ず成就する。宇宙はそういう意味で「じゅんばんこ」なのです。あなたは必ず日本代表になれるし、人気作に抜擢される主演女優です。ただし今生ではないかもしれない。けれど、才能は積み続けるのです。その積み続けた才能は必ず量子情報として空間に保存され、次の「カルマ」の糸をつむぎます。だから死ぬ日まで人間は油断できないのです。夢があるなら、死ぬ日まで、夢の実現にむけて努力し続けることが本当に大切なことです。

ということでお説教タイム(笑)

 さて、ここで作家志望の方にあらためてターゲットを絞り、酒井おばちゃんのお説教タイムスになるわけですが、「才能を積む」のに編集者の承認などいるのでしょうか?? 大切なのは読者一人一人に面白がってもらえることではないのでしょうか。

 そして、80万もくだらない人におカネを払ってありもしない「作家添削」など受けるのだったら、その80万円を宣伝費にしたり、執筆環境を整えることに使ったほうがよほど有意義なのでは?? 

 夢を叶えるためにおカネは必要なことですが、おカネをかけないで才能を積み上げたほうが有利です。なぜならおカネをかけないほうが「続けやすい」ことは明らかだからです。

 どうも作家志望という人は、「他者承認」に飢えているみたいで、名のある人がリップサービスで、おカネくれるから誉めているだけだというのを見破れない人が多い。誰もあんたの作品になんか興味ないですよ。私の作品だってそう。ただ、「酒井さんがまぁ、いっしょうけんめい書いたのなら、酒井さんと私の人間関係に免じて読んでやってもいいよ」ぐらいのことです。

 でも、そこで思いがけず感動した! とか、なんかバカにしてたけど役に立ったな、と思ったら、その人はだんだん読者になるわけで、それをただやり続ければいいのだから、紙本で並べたいとかちやほやされたいとか、商業出版やれなかったヤツらにマウントしたいとか、そういうのは違うのではないかと。

 ましてやKindleのKDPは、正直、びっくりするぐらい売れます。

 

 もうね、そんなね、紙本作って何十万、何百万もかけて、リターンは数万円とか、ほんと、どんだけきみたちバカですかと。はやく「出版」=「えらい」とか、「出版」=「認められている」とか、そういう、昭和脳から脱却して欲しいですよね。編集者なんか全員寄生虫、人間のクズ、他の就職先ないからくそ編集者やってるダメ人間ぐらいに思っているぐらいでちょうどいいです。ほんと暴力団以下ですよ。なのにまーーーーーだ、こんなチンカスに騙されて80万の出版セミナーとか、その言葉をありがたがるとか、神編集者だとかいってへりくだるとか、ほんとしっかりしろやアホ占星術作家!! と、自分と属性が同じなぶん余計に心配なわけです。^^;;

 ということで、誰かこの人を叱ってください(涙)

 え?? 誰のことなのか教えろ???

 

 言えるわけないジャー――――ソ☆彡☆彡

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